※FBSなので全国放送ではない。ナレーションは西内まりや。
渡辺美里:マイレボリューション、一番最初のタンタタタン♪で何の曲かわかる。
鈴木雅之:センスの良さとか、優しさとかね
財津和夫:
松本隆
ルーツを訪ねて実家&福大大濠高へ
博多で生まれる。博多第二中学校では吹奏楽部。アルトサックス担当。67年、福岡大学附属大濠高校に進学。卒業後はヤマハ合歓音楽院バンドディレクターコースへ。卒業後は福岡に戻り、母校の吹奏楽部指導、アレンジを行う。人を楽しませ踊ら借すことが好きだった
兄:いっぱい可愛がってもらって
松本:とにかく僕が一番たくさん仕事をしたと思うので。すごい才能でしたからね。編曲がいいのは当たり前なんですけど、作曲の才能がすごいんですよ。でも本人は作曲家になるつもりはなく。僕はアルバムを作ってて、彼の曲が来るとちょっと喜んでたりした。名曲が多いです。ほんとにね。後世に残るような名曲が
(「SWEET MEMORIES」直筆の譜面を眺めながら)ほとんど大村君の匂いしかしない。(←この言葉が印象深かったとクリス松村)これ、宝ですね。額に入れて飾っとかないと
渡辺美里×八神純子
みずいろの雨(1978)
八神:今から40年ぐらい時間がさかのぼってしまうんですけど、デビュー曲が出てなんとなくヒットして「3曲目どうしようか」ってことで。福岡からすごくね、才能のあるアレンジャーがひとりいるからって、大村さんにお会いしたんですよ。18歳の時に南米の音楽祭に行ったんです。チリのビニャデルマールっていう港の街。浜辺の街、そこを歩いた時のこととか、いっぱい詰まっている「みずいろの雨」だった。
渡辺:港の街を歩いたことは(大村さんに)お話されたんですか
八神:私は無口だったので(笑)
渡辺:それすらしてないの?え~。とにかく大村さんは口数が少ない。その部分は九州の男って感じなのかしら
八神:そうですね
渡辺:ペラペラしゃべるのはいかん!ってかんじで、その分アレンジ「音」の部分で
八神:そうそうそうそう。読み取る力がすごい
若松宗雄
青い珊瑚礁(1980)
松田聖子のプロデューサー。発掘から「Strawberry Time」まで担当。
若松:彼女は声質が強いから、間違いなくこの叫びができれば、歌さえいい形で絡めれば絶対売れると思いました
クリス松村:なぜ大村雅朗さんを起用したんですか
若松:当時百恵さんのね「謝肉祭」をたまたま聴いたんですよ。すごいな、このアレンジは。誰だろと思って、とにかくショックを受けました。
クリス松村:特にこの曲のどういうところがすごいんですか
若松:楽器の組み合わせ、曲調、百恵さんの歌声。そういうのを認識した上でじゃないと、素晴らしいアレンジは生まれないですね。
クリス松村:青い珊瑚礁は爽やかな海って感じの曲。依頼されてどうでしたか。思い通りに?
若松:思い通り以上ですよね。(※直筆譜面には「青い太陽」)タイトル言ってないんですよね。夏で南の島の爽やかな、突き抜けた感じのアレンジをしてくれませんかねって、多分そういうことで大村君の中ではインプットしたんだと思う。1番と2番の間の間奏、これはね、すごいですよ。普通じゃできない
クリス松村:(イントロでね)髪の毛がなびいてね。そのまんまですよね
う~ん福岡県人で固めたとはいえ、原口あきまさ、この場にいるのかな。ほかの番組で見たい。
財津和夫
チェリーブラッサム(1981)
見えないところで、見えない糸でつながったのかもしれない。
大村さんが福岡出身と知ったのはつい最近ですから、驚きです。そうだったんだ。
ちょっとややこしいメロディでもあるんですよね。それがヒットしてくれて。すごく嬉しいんです。
(夏の扉、野ばらのエチュードも)曲のデモみたいのをお渡しして、全部若松さんお預けでしたから。まあ悪くいえば丸投げ(笑)でもそれを大村さんはちゃんと音楽を学ばれてる方らしくきっちり「ああ、財津はこうしたいんだろうな」って新しい感じの、当時としてはすごいポップな。新しい日本の時代みたいな、ポップスの中のね、そういうのは感じましたね。
作品
2019.9.25発売。
収録曲より。遺した曲は1600曲。
78年。デビュー曲のアテンションプリーズは浜田省吾だった。2曲目かな。作家陣に恵まれていたのにしのぶちゃんはいかんせん歌が...(以下略)
79年。グリコアーモンドチョコレートだったっけ。作曲は永井龍雲。編曲。いちばん好き。誠に思い出深い。
道標ない旅 # 永井龍雲
80年。ロックンロールウィドウのひとつ前。聖子ちゃんはこの年デビュー。
山口百恵 謝肉祭
81年の桜田淳子。衣装が気になる
桜田淳子 ミスティー
遺作。97年。松田聖子。
櫻の園 - song and lyrics by Seiko Matsuda | Spotify